心の傷はずっと残る

不登校だったコウルメイト。

不登校になったことがきっかけで、それまでの親子の関わりを振り返り、信頼関係を再構築。

現在は親子関係は大変良好ですが、

コウルメイトはこう言いました。

 

「今は穏やかだけど、でもあの時、お母さんがお父さん側についていたことは一生心に残ってるし、あの時ついた傷は一生消えない。

今も痛い。だから、先生!不登校のことで講演する時はそういうとこともちゃんと社会に向けて伝えてほしい。」

 

任せろガッテン。

みんなの心の代弁者。

大人たちにちゃんと伝えるよ。

 

そして私も同感。

母との関係は超がつくほど良好ですが、あの時に負った傷が原因でいろんな影響が今も出ていることは確か。

それは甘えだ!理由にするな!という声がどこかから飛んできそうな気もしますが、でもそれは経験した者の中にある事実。

見た目で傷はきれいに治っても、中はまだ痛む。

あれから35年も経つけれども、だ。

 

だからメイトが言った通り、大人たちに対して声を大にして言いたい。

目先を見るか。

長い目で見るか。

どういう選択がその子にとって最善なのか。

よくよく感じて、考え頂きたいなと。

目の前の我が子が、生徒の本音を聞けているのか。

誰かが選んだ道の上では、自分の人生に責任を持って生きていくことはできない。

こどもの人生。

自分自身の決断に従って生きることが子どもにとっては宝物。

子どもの自己決定を可能な限り尊重してほしいと私は思っています。