たぶんみんなお疲れピーク週間
こんにちは。
ホームページの更新が全く進んでいない鶴田ですが、今日はここ1〜2週の間で起こったことを振り返りながら、感じたことをまとめていきたいなと思います。
タイトル通りですが、ここのところ、コウルメイツがお疲れ模様の子が多かったです。
元気に学校に通っていた子が突如、学校に行きたくないとお気持ち表明したり、
疲労から寝たきりのような状態になった子、
感情の波に飲まれて、ずっと泣いている子もおりました。
それに伴ってご家族の皆様もハラハラする場面が多く、緊急面談やメールでのやりとりが多い1週間でした。
きっと全国的に見てもそうなのかもしれません。
それは気温や気圧の上がり下がりの激しさに体がびっくりしていることも関係していると思いますが、新学期が始まってから新しい環境に適応しようとずっと頑張ってきた分、疲れが噴水のように噴き出している状態。
これは俗に言う五月病。
先ほども申し上げましたが、これは「がんばった証」です。
ですので、私としては頑張ったねと子供たちに伝えています。
上記のような「がんばった証」現象が発生した時、
大人はこどもにこう言いがちです。
「そんなの甘いよ!」
「自分で決めてこうしたんでしょ!なのにどうして?!」
これは家庭の中でこどもにあなたの自己決定は間違いだったねと刷り込んでいるようなものです。
間違ってしまった選択をしてしまったと、これから自分で決めて歩む人生を生きることが怖くなってしまうのではないでしょうか。
自分で決めた人生を歩むことができないことは精神病の素です。
これでは親発信で子どもを負のループに巻き込んでいるのと同じです。
こどもが一番嫌がる大人の発言シリーズの第1位は
「親が自分は経験したことのないことなのにいろいろ言ってくること」です。
子供たちは令和で思春期を経験していない親世代、おじいちゃんおばあちゃん世代には、到底理解することができない(経験してないのでわからないのは当然です。)海の中を毎日泳いでいます。
お母さんたちに伝えていますが、
私も含めて、我々の考え方は30年古いのです。
30年古い考えを子どもに一方的に毒饅頭のように食べさせたら、子どもの元気はみるみるなくなります。
うまくいってもいかなくても、子どもが「行動して」得られた結果が今。
まずは自分で決めて歩もうとしたこと、行動したことを大いに褒め、お説教や自分の若い頃と比較してああだこうだ言うのではなく、共感の姿勢で話を聞くことに力を尽くしていただけたらなと思っています。
講演会でお伝えしている人を弱める三毒。
比較、否定、命令を家庭の中から取り除き、こどもの安心と保護感を感じられる環境づくりや子どもの自己決定を大切に、「認める」ことができる大人であってほしいなと思います。
2025/06/02
2020年に撮っていただいた宣材写真の顔が若い!とメイツに老けたことを示唆されたので、最新版宣材写真を撮りました。
順調に歳を重ねております。
どうもありがとうございます。
鶴田淑子