詩の朗読会

今日は酒田市出身の詩人、吉野弘さんの詩を読む「宝の日」を鑑賞して参りました。

本=詩集であった私の学生時代。

詩を書いて、そして即興で頭に描いた詩を大勢の人の前で発表した高校3年生。

そのときの出会いの糸が大人になってまた紡がれ、大きくなってからまた引き合うように出会った詩の世界の大先輩。

先輩方が読む吉野さんの詩たち。

「奈々子に」
「I was born 」

ぐっときました。

言葉。

言葉の力。

一言。

口から発せられる一言が

人に生きる力を与えたり

人の力を奪ってしまう。

なぜなら人は

食べ物と同じように

そこに表れた言葉を食べてしまう生き物だから。

人生の冬の時代。

大変な時こそ

その人の本当の姿がわかるものですが、

そんなときに発する言葉。

大変な状況にある人に掛ける言葉。

言葉ですべてがわかってしまうとわたしは思っています。

宝の日を鑑賞して

そんな言葉の重み、

大切にしていきたい覚悟のようなものに

また今日も気づかされました。

これまでも
これからも
教え子たちに伝えていきたいこと。

ことばの大切さ。

言葉がいろんなことを変えていくきっかけになるということ。

そんな授業を

子供たちへのギフトとして

私は大切に携えていきたいです。