不安に苛まれる。

最近の教え子たち。

心と体がゆらゆらしています。

不安に苛まれ、泣き出す教え子たち。

第4回の模試。

これで全てが決まる。

そんなプレッシャーに飲み込まれてしまいそうな彼ら。

 

最近、学校では第4回の模試の結果を受けて、志望校を決めるという流れだと教え子たちから聞いています。

あれ?!以前は5回目が終わってからではなかったですか?

いつからそんなに急ぐようになったのでしょうか。

私は第5回目の模試の後に志望校を定める、従来のタイミングでいいのではと春からみんなに伝えています。

なぜなら、

目には言えない新芽を早々に摘み取る理由が全くないからです。

若者の1ヶ月。

彼らが過ごす744時間。

この744時間を彼らが本気で臨めば

どれだけ芽をぐんぐん伸ばしていけるのかを

私は知ってるからです。

 

今回の期末テスト。

5教科のバランスは悪くとも、

これまで苦手だった教科で

7割、8割の結果を出してきた教え子たちのガッツに私は心が震えました。

このような「俺!!私!やったどー!」という体験がどんなに大事な体験か。

このやっとどー!体験が合格の種なのです。

 

先日、特別講話をしてくれたコウルの卒業生も

私立入試後の1ヶ月間でぐんぐんぐんぐん芽を伸ばし、

危ないと言われていた志望校合格を手にしました。

 

このぐらい

若者の1ヶ月間という時間は

創造的な時間。

大きな変化をもたらすチャンスの時なのです。

 

志望校に対する現実的な言葉は

学校で耳にタコができるほど

言われてきているはずです。

そこで

それでも私は最後の最後まで頑張る!と生きるのか、

このぐらいでいいや〜と生きるのか。

高校入試で自分の殻を破っていくのかどうか。

戦う戦士たちにとっては

家が唯一、ほっとできる居場所になるはずです。

ですから

ご家族の皆さまはどーんと大きく構えて

言うべきことをビシッといったら、

あとは温かい時間を過ごせるように

応援していただけたらと思うのであります。