いってらっしゃい三上さん

 

コウル、コウルメイツとご家族、
鶴田淑子を2020年より追いかけて下さり、
番組制作に奮闘されてきた
NHK山形の三上彩香ディレクター。

三上さんが近くご異動されるとのことで
2022年に放送された
ドキュメント20min.に登場した
コウルメイトのお母さまが今回企画して下さり、
「中学生がスマホで夏休みを撮ってみた」酒田組による
“三上さん、いってらっしゃい会”が開催されました。

番組の取材、撮影、放送から
2年が経とうとしていますが
なのちゃんもりょうたも高校生になり、
成長して背がどーんと伸びました。
内面もすっかり大人になって
三上さんも我々もびっくりこきまろです☺️

コロナ禍を経て
世の中の不登校への波みたいなものが
小さいものになりつつあるなと感じていますが、
まだまだ大波小波どんぶらこっこの頃合いから
三上さんはテレビを通して
コウルメイツや鶴田の葛藤や思いを綿毛にして
世の人々に届けて下さいました。

「不登校ってその子が弱っていながら繰り出す
最大級の自己決定と魂の叫びだと思う。
我が子が自分たちに差し出してきた
最大級の自己決定を
そのまま受け止めてもらいたい。」

これは番組内で
三上さんが素敵な質問でもって
私から引き出して下さった言葉ですが
今も昔も変わらない、
教育における私の望みが
ここにぎゅぎゅっと詰まっています。

目先の利益に捉われず
長い目で見た時に
親子の関わりが豊かで潤いのあるものとなるよう
私はこれからも力を尽くします。

三上さんとの出会いがきっかけで、
三上さんのおかげで
メイツも私もめきめき成長しました。
どうもありがとうございます❤️‍🔥

遠く離れても
三上さんに届いてしまうくらい!
我々コウルメイツは引き続き、
自己決定に基づいた
眩い人生を歩みながら
自然と漏れ出る
ハッピーキラキラパウダーを
世の中に撒き散らして参ります🥰✨
届け、この思い!

 

2022

2024

 

 

 

心の傷はずっと残る

不登校だったコウルメイト。

不登校になったことがきっかけで、それまでの親子の関わりを振り返り、信頼関係を再構築。

現在は親子関係は大変良好ですが、

コウルメイトはこう言いました。

 

「今は穏やかだけど、でもあの時、お母さんがお父さん側についていたことは一生心に残ってるし、あの時ついた傷は一生消えない。

今も痛い。だから、先生!不登校のことで講演する時はそういうとこともちゃんと社会に向けて伝えてほしい。」

 

任せろガッテン。

みんなの心の代弁者。

大人たちにちゃんと伝えるよ。

 

そして私も同感。

母との関係は超がつくほど良好ですが、あの時に負った傷が原因でいろんな影響が今も出ていることは確か。

それは甘えだ!理由にするな!という声がどこかから飛んできそうな気もしますが、でもそれは経験した者の中にある事実。

見た目で傷はきれいに治っても、中はまだ痛む。

あれから35年も経つけれども、だ。

 

だからメイトが言った通り、大人たちに対して声を大にして言いたい。

目先を見るか。

長い目で見るか。

どういう選択がその子にとって最善なのか。

よくよく感じて、考え頂きたいなと。

目の前の我が子が、生徒の本音を聞けているのか。

誰かが選んだ道の上では、自分の人生に責任を持って生きていくことはできない。

こどもの人生。

自分自身の決断に従って生きることが子どもにとっては宝物。

子どもの自己決定を可能な限り尊重してほしいと私は思っています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

タイミング!

 

 

 

教え子の阿部純也くんが撮った5月某日の私の写真です。
時間が経ってから届く写真ってますます風情がありますね。

 

サイフォンで久方ぶりにコーヒーを淹れ、肉を焼いている様です。

この日は純也(いつもの呼び方で書かせていただきます!)が、香港に行って調達してきた貴重なコーヒー豆を共に味わう(夫も!)という目的でもって我が家にやってきました。

 

前教室の通称「サザエさんハウス」で純也が毎日通って大学受験勉強している時に、サイフォンでよく珈琲を淹れたものです。
懐かしい!

 

あれから5年。

実は昨日!
2019年に大学の先輩の水野スウさんが鶴岡にやってきた時に、純也と共に向かったお話会場で出会った水野谷理恵さんと鶴岡で再会しました。

 

水野谷さんは新潟県村上市で私塾を運営されています。
キックこと菊地将晃くんが我々を再びご対面させてくれました。
ワオが止まらぬ教育談義。

 

水野谷さんは福島県で15年間、小学校の教員をされておりました。

東日本大震災をきっかけに新潟県へ自主避難され、村上市で「水野谷塾」を開かれました。

 

水野谷さんとの再会とあの日、

同じ会場でスウさんのお話を聞いた純也が写真を送ってきてくれた日が同じだなんて運命感じちゃいます!

すごいタイミング!

これは何かのお導きか…!!

 

 

↑いかなる時も鶴田は舞います。

↓お前に食わせるタンメンはねぇ!という顔でサイフォンぐつぐつ待ち

なぜコウルは不登校生専門ではないのか。

こんにちは。

今日はなぜコウルが不登校専門の私塾ではないのかをここに記します。

 

コウルはこの3月で誕生から満12歳となりましたが、ほほ口コミで(ご紹介者さまなしで入舎された方は1名のみです…!)ここまで成立してきたという!!

奇跡としか言いようがない状態でここまで息をしております。

これもひとえにコウルという場や私のことを信じて、お子さまと出会うきっかけを下さったお母様方やご家族の皆様のおかげでございます。

どうもありがとうございます。

 

ここ10年くらいの間、「不登校 酒田」「フリースクール 酒田」というキーワード検索でもってコウルのこのホームページに辿り着く方が多いことと思います。

これは私の紹介文やメディアに露出される際には、元スーパー不登校児として必ず「不登校」というキーワードがセットになっているからだと思います。

街で出会う方々と初めましてのご挨拶を交わす時、「フリースクールをやってる方ですよね!」とよく言われます。

その度に「フリースクールではなく、実は私塾なんです☺︎」とご説明申し上げる日々を送っております。

 

コウルがイメージで「不登校」と直結しているのだなと実感しているのですが、令和6年度現在では完全不登校のお子さまはコウルにおりません。ワオ!

入舎当初は完全不登校でも、元気を取り戻して挑戦する気持ちが芽生え、学校に再び通い始めた子もいれば、入舎当初から変わらず元気に学校に通っている子もおります。

 

「いろいろいていい。」

これは独立する少々前の、2007年頃からずっと思っていることです。

 

前職時代に出会った子供たちは当初、とにかく元気がなかったです。

学校に行っている行っていない全く関係なく、みんなギリギリではち切れそうで、いつ不登校になってもおかしくない状況だなと感じていました。

「親の言った通りに」という思想や空気が目には見えない形で根強くそこには漂い、子供の元気の素である「自己決定」のカケラも感じられないような状況下。

そんな中で学校や家庭の中で人間関係で思い悩む子どもたち。

 

 

時は過ぎコロナ禍を経て、世はすっかり変わりました。

自己決定が大事であることが浸透している世となりました。

庄内の子供たちと交わり始めて早18年!

が、今も昔も子供たちはそれぞれがそれぞれ、感情や体の調子といった大小さまざまな波の上をサーフィンしていたり、波に飲み込まれたり…!

 

クラスでこんなことがあった。

部活であんなことがあった。

家でいろんなことがあった。

 

メイトの話を聞きながら、毎日のように人間の森で生きる私たちは、無論、人との関わりの中で、傷つき、傷つけ、人として大きく成長していくんだよなと実感しています。(18年連続!)

そして時代は変わっても子どもの本質、学校に行っても行っていなくても悩みの本質は変わらないのです。

そこを感じているから私は不登校専門にしてないんだよなと今日改めて思いました。

 

親との関わりなのか。

学校のお友達との関わりなのか。

はたまた自分の中の越えられない壁なのか。

どんな状況であっても、あなたが「自己と対峙」する時、私は傍であなたと何かの潤滑油でありたいと思っています。

そしてこうして記しています。

 

人、人で成長段階が異なるので、長い目で見た時に

「こういうエッセンスがもっと自分にほしいんだよな!」

「勉強したいけど、やる気が全く出ない!」

「こうなりたいけどうまくいかない。」

「もっと楽に生きれればいいのにな。」

「勉強だけじゃなくて、内面も一緒にピカピカに磨きたい!」

といった望みがある方にコウルの学びよ、届け!と思っています。

あなたの自己決定を大切にします。

ご家庭の環境整備も含め、私にお手伝いできることがあれば是非お声がけください。

 

 

鶴田淑子

福岡に行ってきました

日本ストレスケアカウンセラー協会(JASCA)
「未来を担う子どもたちのレジリエンスを育てる」
シンポジウム@福岡
無事に終了致しました。
どうもありがとうました!

コウルメイトのマミーも
オンラインで
聴講して下さり
大画面でマミーの姿を発見し、
大変心強かったです。
どうもありがとうございます。

 

いつも延長に次ぐ延長になりがちな
私の上沼恵美子おしゃべりを
今回はぎゅっと凝縮してお届けするという!!
大変ワオ!な感じで
早朝から練習しまくって臨みました。
話始めればあっという間で
終われば何を話したか
記憶がないのが常ですが!

 

子どもも元気。
大人も元気。

これが私の追い求める世の中です。
ひとりでも多くのお方から
元気モリモリで
人生を謳歌していただけるよう
お子さまのみならず
大人の方々の手伝いもしていけるよう
日々修行いたします。

 

鶴田淑子